[日本][トラベル] 2016年 和気町の旅 パート1

6/15/2016

2016年のとある春の日、不意に思い立ち岡山へ旅に出た。

岡山には「地域おこし協力隊」として活躍する大学関係の友人がいる。海外が舞台のコミュニティ開発うんちゃらを請け負うことの多い僕としては、日本国内において「地域おこし」という僕の仕事と類似性のある分野で活躍する彼女の活動に、以前よりとても興味があったのだ。


その友人に連絡をしてみるとちょうど良いタイミングで、出張の予定が入っていないとのことだったので、すぐに旅立つこととした。新幹線で行くことも考えたが、特に急いでいるわけでもなかったので、行きは深夜バスを利用することとした。

予定通り深夜バスは早朝に岡山駅へ到着した。

タイのゴージャスで快適な深夜バスに慣れていることもあり、日本の深夜バスには密かに期待していたが、今回利用したバスは別に感動するほどのものじゃなかった。各座席にモニターは付いていないし、飲み物も提供されない。それでも、片道4000円ちょっとで岡山まで行けるのは嬉しい。

岡山と和歌山の区別もつかないほど、関東圏外のことについて疎い僕。
駅の近くにこ洒落た「サードウェーブ系」カフェがあることにまずは驚く。
もちろんそこで朝食をとることにした。
The Coffee Bar」という名のそのカフェは、コーヒー豆や食事メニューにこだわっているだけでなく、地元で作っている家具も販売している素敵カフェでした。
The Coffee Bar

岡山市は予想に反して大都会だった。村野藤吾の設計した高島屋にはヴィトンもエルメスも入っていたし。輸入食材を扱うお店などもあり、深夜バスに乗る直前に閉店間際のユニオンで慌ててお土産用のワインを買う必要もなかった。

初日に岡山について学んだことは「黄ニラ」が名産であることと、県内には温泉がたくさんあること。ちょうどシャワーを浴びたい気分だったので、友人が住む和気町に向かう前に、近場の温泉「ほのかの湯」に立ち寄ることにした。観光客だからこそ思えることなのかもしれないが、何気に岡山の生活ってQOLが高そうだ。(ただ、改めて訪問した温泉のHPを見てみたら人工温泉とありました

ほのかの湯へは、散歩がてら徒歩で向かいましたが、
帰り道はさすがに電車に乗りました。

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