[日本][カフェ] 逗子と金沢八景のクラフトビール

8/15/2016

最近は「クラフトビール」が飲めるお店がだいぶ増えたけれど、クラフトビールと呼ばれるような小規模生産のビールは、そもそも90年代から日本国内で生産されていたらしい。もともと町おこしと関連させて作られていたことが多かったらしく、どうやらその頃は「クラフトビール」とは呼ばずに「地ビール」と呼ばれていたとのこと。確かに地ビールと言葉には聞き覚えがある。昨今のクラフトビールブームはかつての地ビールブームよりも品質へのこだわりがより前面に出ており、生産者のこだわりと哲学が反映された多種多様なビールが日本全国で作られている。

国産クラフトビールのみならず海外のクラフトビールを扱う専門店も増えてはきているが、せっかく小規模生産のこだわりのビールが飲めるというのであれば、やはり地元で作られたビールを飲みたい。そんな想いから地元で作られているビールを探していたところ、面白いお店を2軒発見した。どちらも横須賀で作られたビールではないのだけど、横須賀にとても近い金沢八景と逗子のビールが飲めるお店だ。

逗子発ヨロッコビールの飲めるオーガニックカフェ Beach Muffin


JR逗子駅から京急新逗子駅を通り過ぎたその先にあるBeach Muffinは、古い住居を改築したとても居心地の良いオガーニックカフェだ。このカフェはオーガニックな食材を使ったベジバーガーなどの食事やマフィンなどのスイーツが用意されているオーガニックベジタリアンレストランなのだけれども、逗子のマイクロブルワリーでもある「ヨロッコビール」の生ビールも飲める数少ないお店の1つとなっている。




僕は昔から葉山・森戸海岸に夏場に現れる「Oasis」というヒッピー海の家が好きで、夏に日本にいるときには頻繁に葉山に行くのだけけれど、葉山の海に行くときに立ち寄れるお店の候補が1つ増えて嬉しい。また、別に海に行くときじゃなくても、のんびり過ごしたい午後に、本を片手に訪れるのにいいお店だ。

地元密着型クラフトビール居酒屋 南横浜ビール研究所



もう1つのお店は普段は降りる機会のあまり無い金沢八景の駅近くにある「南横浜ビール研究所」という20164月にできたばかりのクラフトビールバー。店内の写真を撮り忘れてしまったが、このお店は2階建ての住居を改築した作りになっていて、一階の入り口から入り、醸造室の横の階段を上がった2階がバースペースになっており、カウンター席、テーブルの席の他にも座敷スペースも用意されている。よくある気取ったクラフトビール専門店とは趣が異なり、とても手作り感の溢れるアットホームなお店だ。ビールの値段もグラス一杯480円と懐に優しく、いくつか用意されているつまみ類も唐揚げやホットサンドなど、全く気取っていない。僕が訪れた日にはペールエール、IPA、スタウトなどのビールが用意されており、どのビールも非常に美味しくいただいた。クラフトビールとなると、少数生産のためか、値段が高くなりがちだけど、「南横浜ビール研究所」のように廉価な価格設定にしたら、地元の人に喜ばれる素敵な店になるだろう。

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