[人種主義] 日本における排外主義
1/15/2013
そういえば、日本における人種主義や排外主義に関する実証研究ってあんまり読んだことがないかもと思い、すこし調べていたときに見つけたのが下のパワーポイント資料。関西学院大学のキム・ミョンス(金明秀)先生が2012年に神戸で行った調査の結果をまとめたものらしいです。ホームページへのリンクはこちら。パワーポイントの資料のみなので少し分かりづらいところもあるのですが、いくつかの指摘がとても興味深かったです。例えば
ネット右翼や在特会の活動など、日本の排外主義は高まってきているように感じることも多々あるのだけれど、前々から実際のところどうなんだろうって疑問に思っていたので、もっと詳しく知りたいですね。
- 「若者の右傾化」は確認できない。
- 必ずしも不安定労働者層が排外主義をさせているわけではなさそう。
- 韓国・朝鮮人が多く住む地域では排外主義が抑制される。
- 人口流動化によって多文化間資源の蓄積や世代関継承が妨げられてしまう。
ネット右翼や在特会の活動など、日本の排外主義は高まってきているように感じることも多々あるのだけれど、前々から実際のところどうなんだろうって疑問に思っていたので、もっと詳しく知りたいですね。
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